あなたの美しさについて

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自分の美しさ、認識していますか

こんにちは、あるいはこんばんは。品田沙織です。

最近カウンセリングをさせていただいている中で、もの凄く気にかかっている事があります。

それは…

あなた自身の美しさ…すっ飛ばし過ぎではありませんか？？

ここでいう美しさとは、外見ではなく、内側の美しさです。

外見ももちろん美しさってあるとは思いますが、個人的にはそこには”好み”もとても大きく影響していると思っていますし、じゃあ外見が美しい方が、「私は内面も美しいのだ！」と自信を持っているかと、そうでない場合は大いにあるのです。
逆に周りから外見が美しい事にフォーカスされ、その人が抱えている悩みや問題を受け入れてもらえず、心が一人ぼっち…というケースも多くあったりします。

こと、私たちは自分自身に対しては、何よりも誰よりも一番厳しい目線を持ちやすいですから、こんな風に思ってしまいがちです。

「あの人は（心が）美しいけど、私は違う」

「あの人たちは美しい。でもそれは私には適用されない」

「私にはどうせその美しさはない（美しくはなれない）」

果たしてそれは真実なのでしょうか。

本当に、あなたには美しさってないのでしょうか。

何かを美しいと思った事があれば、あなたにも必ず美しさがある

心理学には土台となっている「投影」という考え方があります。
投影とは、自分の心の状態やものの見方、考え方をそのまま現実世界や他の誰かに映し出している、いわば今の心そのものを、鏡の様に現実に映し出しているという考え方です。

よく例として出て来るのが、空の例えです。
同じ空を見ているとしても、心の状態によって見え方が変わってきます。
寂しさが心にある時は「寂しそうな空だな」と見えたり、気持が良いなと思っている時には「気持ちがいい空だな」と見えたり。

心の状態により、現実世界に対して、その心の状態のフィルターがかかる…と思ってみても良いかもしれません。

という事は、何かを美しいとあなたが思った時、誰かには美しさがあると思った時、そこでも必ず投影が起きているはずですから、その時、あなたの中にも必ず何かしらの美しさがあるという事になりますよね。

それがたとえ自分では認められない、認めたくないとしても、そこには必ずあなたの中にも美しさ存在しているのです。

また、美しさが無ければ、それが”美しい”と認識も出来ないはずなんです。

食べ物の例で言うと、私はカレーが好きですが、みなさんもご存知の通り、カレーは茶色くてドロッとした見た目です。
見た目からだけでは、必ずしもそれが美味しいものであるとは分かりません。
ですが、私はそれを食べた事があり、味を知っているからこそ、”美味しいもの”として認識し、”美味しいもの”に分類するができます。

美しさも一緒なんです。
特に内面の美しさに関しては、形が無いものですから、感じる事でしか認識が出来ません。

あなたがそれを”美しい”と認識出来るという事は、その美しさをあなた自身の内面で味わった結果、”美しいもの”と認識し、分類が出来たという事になります。
あなたの中に美しさがなければ”美しいもの”として認識も分類も出来ず、違う認識、違う分類になるはずなのです。