こんにちは、あるいはこんばんは。品田沙織です。
今日は、ひとつご報告があります。
このたび、2026年10月末をもちまして、カウンセリングサービスを退会させていただく事となりました。
これまでカウンセリングを受けてくださったみなさま、講座やイベントでお会いしたみなさま、
そしてブログを読んでくださったみなさま。
本当にありがとうございました。
カウンセラーになってから、たくさんの方のお話を聞かせてもらいました。
誰にも言えなかったこと。
ずっと我慢してきたこと。
「あのとき、本当はこうしてほしかった」
「本当は嫌だった」
そんな、ずっと胸の中にしまっていた気持ちを一緒に見つけていくこともありました。
そして、その先で、
「じゃあ、これからどうしたい?」
というお話も、たくさんさせていただきました。
カウンセリングというと、悩みを解決したり、
つらい気持ちを楽にしたりするものだと思われるかもしれません。
もちろん、それもあります。
でも、私はその先の話をする時間も好きでした。
やってみたいこと。
行ってみたい場所。
食べてみたいもの。
こんなふうに生きられたらいいな、という話。
最初は「無理だと思います」と言っていたのに、
しばらくすると、
「でも、できるとしたら……」
なんて話し始めてくださったり。
その瞬間、少しだけその人の世界が広がるような感じがして、私はその瞬間が大好きでした。
そして、そんなお話を何度も伺っているうちに。
私にも、叶えたい夢ができました。
これは、自分でも少し意外でした。
もう十分大人だし(笑)
この先は新しく何かを始めるというより、今あるものの中で生きていくのかな。
どこかで、そんなふうに思っていた気がします。
でも、そんなこともなかったみたいです。
何歳になっても、
「まだ、これをやってみたい」
と思うものは出てくるんですね。
しかも、見つけてしまったら困ったもので。
今度は私自身が、
「じゃあ、私はどうしたい?」
と考えることになりました。
今まで通りを続けることもできる。
慣れているものを手放さないほうが安心だし、そのほうが楽なこともあります。
だから、迷いました。
でも、みなさんには何度も、
「本当はどうしたい?」
と聞いてきました。
できるか、できないか。
正しいか、間違っているか。
その前に、まず自分がどうしたいのか。
そんな話をしてきた私が、自分の「やってみたい」を「いつか」で終わらせるのも、なんだか違うなと思いました。
せっかく見つけたのなら、やってみたい。
それが、今回カウンセリングサービスを離れることを決めた理由のひとつです。
この先については、まだ全部を決めているわけではありません。
今はあまり先まで決めすぎず、自分がやってみたいと思ったことに向かってみようと思っています。
カウンセラーというお仕事を始めたとき、私は自分がみなさんのお話を「聞く側」だと思っていました。
もちろん、それはそうなのですが。
今振り返ると、それだけではなかったんですよね。
誰かが、ずっと我慢していたことをやめてみる。
怖いけれど、自分の気持ちを伝えてみる。
「私には無理」と言っていた人が、「やってみたい」と言うようになる。
そんな姿を、たくさん見せていただきました。
人が自分の人生をもう一度選び直していく姿をそばで見ていると、
見ている側も、無傷ではいられないというか(笑)
「で、あなたはどうするの?」
と、自分の人生からも聞かれるようになります。
私はカウンセリングを通して、みなさんの人生に少しだけ関わらせてもらいました。
でも同じように、
みなさんも、私の人生に関わってくれていたんだと思います。
一緒に笑ったこと。
泣いたこと。
「それは腹立つよね」と一緒に怒ったこと。
すぐに答えが出なくて、一緒に「うーん」と考えたこと。
その一つひとつが、今の私につながっています。
だから今回の退会は、
何かを終わらせるというより、
ここで受け取ったものを持って、私も自分の人生をもう少し先へ進めてみる。
今は、そんな感じがしています。
これまで出会ってくださったみなさま。
カウンセリングで大切なお話を聞かせてくださったみなさま。
講座やイベントに来てくださったみなさま。
そして、このブログを読んでくださったみなさま。
本当にありがとうございました。
みなさんとたくさん「これからどうしたい?」という話をしてきました。
今度は私も、自分の「やりたい」をちゃんと叶えにいこうと思います。
そして、みなさんも。
自分が思っているよりずっと自由に、
「こうしたい」を選んでいけますように。
うまくいく日ばかりじゃなくても、
笑ったり、泣いたり、ときには立ち止まったりしながら、
最後には、
「私の人生、なかなか悪くなかったな」
と思えますように。
これからも、みなさんの毎日に、たくさんの幸せがありますように。
今まで、本当にありがとうございました。
品田沙織

